まず、キャブレターを降ろします。

手順

1.タンクをはずします。

2.スロットルケーブルを、スロットルグリップ側ではずします。

3.バッテリーケースをはずし、エアクリーナーボックスを
　動かせるようにします。
　ここでエアクリーナーエレメントを交換することもできます。

3.エアクリーナーボックスを後ろにずらして、
　キャブレターをはずします。

と、文字で書くと、さらっとしていますがこれが大変手間の
かかる作業です。

バッテリーケースをはずすのはチエの輪状態で、かなり
手間がかかります。

キャブを後ろに動かすスペースがほとんどとれず、
力技に頼るしかありません。
　　　↑これくらい必要です。（笑）

インシュレーターバンドは手間がかかっても、全て
取り外しておくのがよいです。

私はねじを落っことして、捜索に無茶苦茶時間が
かかりました。

↑苦労して取り外し中

ダイアフラムカバーをはずします。

はずすと中からスプリングが飛び出してきます。
飛ばさないように注意しましょう。

写真にはないですが、スプリングの先にニードルを押さえる
為のプラスチックのカラーがついています。
紛失に注意。

カバーとキャブボディの間のＯリングの紛失にも注意が
必要です。

このときに、ダイアフラムのゴムの痛みもチェックします。

このときのクリップ位置は上の溝から3段目に差し込みます。

みやすくするためにプラスチックのスペーサーをずらして→
ありますが、実際に組み付けるときにはＥリングに
くっつけます。

写真ではフロートがすでに外れていますが、はずすときは
フロートを痛めないようにします。

また、フロートバルブとバルブシートの組み合わせが
変わらないように注意します。

このとき、本体とジェットブロックの間のＯリングを
なくさないように注意します。

ニードルジェットを交換してからジェットブロックを
キャブボディに押し込み、メーンジェットも交換して
分解した手順と逆に組み込みます。

＊ジェット類は全て真鍮でできており、やわらかいので
つぶさないように注意します。

掃除してから組み込みです。